読書感想『20代に伝えたい50のこと』秋元祥治
小さなことから始めよう
今回、秋元祥治さんの「20代に伝えたい50のこと」という本を読む機会があり、そこに小さくても行動を変え、そして習慣を変えることが大事と記してありました。
自分は今まで本を読んでもアウトプットする機会を作っておらず、自分の中で完結してしまっていました。これでは新しく何を学んだのか、内容を理解しているのか、それともただ自己満足で読んだだけになってしまったのかわからなくなってしまいます。
ですので、この本をスタートとして、自分の読書感想文をここに記していきたいと思います。
とは言ったものの、本全部の内容を記すと量が膨大になってしまうので、自分が個人的に好きだった内容をピックアップしていきたいと思います。
1. やりたいことを見つけるシンプルな方法
「目についたら行ってみる、誘われたら断らない」
自分自身、やりたいことが何なのか、将来何になりたいのか、などについて高校、大学とすごく悩んできました。
テニスをに没頭していた学生時代(特に高校)は目の前のことに夢中で将来のことについて考えることが少なかったのですが、夢を追いかけている主人公が出る映画やアニメなどを見ているうちに自分は何になりたいんだろう。何をしたいんだろうと考えるようになりました。
しかし、悩んでた当時はいろんな職種を考えましたが、ピンと来るものがありませんでした。
それもそのはずだ、と今になって思うのですが、経験してもいないのにそれが自分がやりたいかどうかってわからないなって思いました。
ですので、この言葉はまさにその通り。
2. 「今日の感想」と「今日の学び」は違う
これは題名のそのまんまなのですが、何事もいい話を聞いたなーや失敗したなーなどではなく、新しく何をそこから学んだのかを意識することが大事だと感じました。
確かに、自分自身人の話を聞いた時に毎回学びを意識しているかと言われたらそうではなかったなと反省しています。
感想で終わるのではなく、次を考えたり、分析したりできる人が成長する人なのだと感じ、自分もこの点を意識してこれから行動しようと考えさせられました。
3. 視野を広げたいなら本屋へ行こう
本屋は社会の縮図。社会の課題が平積みとなっている。
僕自身本屋は好きなのですが、確かに本のタイトルなどを見て無意識に今のトレンドを把握していた部分があることに気づかされました。
本屋に行く時は目的があって行くのですが、大抵そのほかの本にも興味を惹かれています。
例えば新着コーナーや話題のコーナーなどがあるため、今どういう話題が人気で注目されているのかがわかります。
これはネット上ではなかなか味わえない体験ではないでしょうか。
秋元さんもおっしゃっていますが、ネットで本を探す時は無意識に自分の興味以外は排除している傾向にあるのではないかと思います。
確かに自分が目指している本までの検索やカテゴリーからすぐにいけますし、関連の本
として表示されるものも似たテーマのものになっています。
ですので、自分自身の視野や社会のトレンドを自然と吸収できるのは本屋がベストであることは納得させられました。
「1万円分読む」
これは伝えたい50のことに選ばれていたわけではありませんが、秋元さんが本の中でおっしゃっていたことを自分自身もやろうと思ったため取り上げさせていただきます。
秋元さんは何かについて知りたい時、その分野の本を1万円分読むそうです。
こうすることでテーマの全体像を把握することができ、様々な意見を知ることができるからです。
自分もネット上の情報は何個も見るのですが、本に関してはなかなか何冊も読もうと思う機会がないので、この1万円という基準を自分の中にもち、何かについて学ぶ時に生かせればなと思います。
このほかにもたくさんのメッセージが20代の方々に送られているので、是非一度お手にとって見てください。
ほかにこの本面白いよ!学びが多いよ!などありましたらぜひ教えていただきたいです。
読書感想文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしくお願いします。